イラストレーター・DJとして活動する
ChiMyさんとのコラボレーションアイテム発売に先駆けて、
活動の背景と今回のお取組みについてお話を伺いました💐
ChiMy (Illustrator/DJ)
大学卒業後、独学でイラストレーターを始める。
様々なブランドやアーティストへのジャケットなど、
国内外へアートワークを提供。
日常で感じ取った出来事をイラストとポエムで
表現した作品はたくさんの女性から共感を呼んでいる。
https://www.instagram.com/i_am_chimy/
🎨イラストレーターになろうと思ったきっかけを教えてください。
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小さい頃から絵を描くのが好きで、
暇さえあれば絵を描いている子どもでした。
大学を卒業したあとにやりたいことがみつからず、
就職も興味がなく、バイトを点々としながら夜はクラブで
遊ぶ日々を過ごしていて(笑)
そんな時にDJのスクールを見つけて、DJを始めました。
踊る側じゃなくて踊らせる側になってみたいなぁって。
そのタイミングでDJと並行して
イラストレーターも始めてみようかなぁ、と。
イラストレーターもDJも資格が必要ない職業なので
名乗ればみんなイラストレーターだよ。と言われ、たしかに、、、。と思い
名ばかりの『Illustrator / DJ』をスタートしたのが21歳の頃です。
イラストもDJも場所を選ばずに、もしくは
好きな場所を選んで出来る仕事だなぁ。(成功したら)
と考えた記憶があります。
今実際に東京を離れて地元の兵庫県姫路市に拠点を置いているので
願えば叶うものだなぁと思っています。
🎨ChiMyさんの作品にパワーを貰ったファンの方はたくさんいらっしゃると思うのですが、イラストを描くうえで大切にしていることは何でしょうか。
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まだ名ばかりのイラストレーターだった頃、
バイト先の友人に「ちっち(当時の愛称)のイラストは可愛いかもしれへんけど全然心に響かへん」と言われたんです。
伝えたいことっていうのが特になくて
可愛い絵を描くだけで満足していたわたしは
金槌で頭を殴られたような衝撃とショックを受けました。
たしかにそうかもしれない、、
わたしが自分の絵を通して伝えたいことって
一体なんなんだろう?
その出来事から約数年間、悩み始めることになります。
ところでわたし、3~20歳まで新体操をしていたんですね。
大きな大会がある度に
選手同士で手作りのお守りを交換し合ったりするのがカルチャーで。
わたしはそういう時によくイラストを描いて
ポエムを添えてプレゼントしていたんです。(まだ持ってくれてたら嬉しいなぁ)
ポエムを書いたり手紙を書いたり
「そういえばわたしって文章書くのも好きだったなぁ。」
って思い出したんです。
それがたしかコロナ禍のこと。(何年間悩んでたんや、、!)
そこからイラストにちょっとしたポエムを添えるようになり、
なんだか見てくれる方が少しずつ増えたように思います。
で、もっとテーマを決めて深く深く語ってみよう、描いてみよう。とはじめたのが
「こんなわたしでごめんなさい。」の連載でした。
これを描き始めてから女性のファンがより一層増えたように思います。
個展では泣いている女の子がちらほらいたり、
1時間くらい絵とポエムに浸ってくれてたり、、
今までに見たことのない光景を見たときに
「あぁ、これだったのか。わたしは。」と感じ取りました。
「可愛いだけじゃない作品を描けるようになったよー!!!」と心の中で叫びました。
日常で感じ取った出来事を絵と言葉で表現して、
見た人が「わかるわぁ、、、。」と共感し、なんだか心が軽くなる。
そこはこれからも大切にしていきたいところです。(長くなりました)
🎨kaorinomori 2023年秋冬コレクションのテーマが「for all Girls」ということもあり、女の子に向けた作品を描いていらっしゃるChiMyさんにお声がけをさせていただきました。
今回のコラボレーション受けたときの心境や、ChiMyさんが考える自身のイラストとkaorinomoriとの共通点のようなものがあれば教えてください。
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嬉しいお言葉ありがとうございます。
「こんなわたしでごめんなさい。」を約1年半描き続けてたんですけど、
その活動を見てくれている方がこんなところにもいたんだなぁって嬉しく思いました。
わたしが大切にしていることと、kaorinomoriが大切にされていることは
通ずるところがあるように感じたので描く前からワクワクしていました。
男と女で物事を考えることがナンセンスな時代になりつつあるけれど
どうしたって身体の造りは違うから女性特有の悩みだってあるし、
そこはどう頑張ったって男性とわかり合えない部分ではあるから
同じ女性としてその辛いことに寄り添うことの出来るアーティストであり人でありたいと思ってます。
素敵な帽子で女の子たちの日常を彩るkaorinomoriとは
そういった部分でシンパシーを感じます。
わたしも絵と言葉で女の子たちの日常をより豊かになるよう彩っていきたいです。
🎨今回の為に描きおろしていただいたイラストについて教えてください。
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クリスマスに合わせて心躍るアイテムにしたいのはもちろんのこと
クリスマスが終わっても日常使いできるものにしたくて今回のイラストを描きおろしました。
帽子をラッピングする袋にも使えるし、トートバックとしても使えます。
kaorinomoriのチームの皆さんと、型から一緒に考えて生地やロープも選んだ
完全オリジナルのトートバックとなっています。
3色あるけどどのカラーも可愛くないですか???
色違いで持ってても可愛いと思います。
日常を彩るアイテムとして是非お使いください!
『 for all Girls 』
それは気心知れた友人と
恋バナしてクスクスと笑い合ったとき
それは小さな自分の指先に
真っ赤なマニキュアをのせたとき
それはずっと欲しいと思っていた
帽子をかぶったとき
それは新作のバックが可愛くて
思わず笑みがほころんでしまうとき
わたしはわたしに生まれてきてよかった
と思わせられる
そう思える瞬間を増やしたくて
わたしは今日を懸命に生きる
すべての女の子たちへ
わたしたちは今をめいいっぱい
楽しむために生まれてきた
すべての女の子たちへ
充分に頑張りすぎている
わたしたちへご褒美を
Merry Christmas
🎨最後に ご購入いただく皆さまへメッセージをお願いします。
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kaorinomoriの帽子とChiMyコラボトートバックで
2023年のクリスマスがスペシャルな日々になるように祈っております。
トートバックは是非日常使いしてください!
街中でお見かけ出来ることを楽しみにしています♡